屋久島

ちょいと屋久島まで ⑥太鼓岩

苔むす森に到着したのは、白谷雲水峡を出発してから約1時間半。いいペースだと思います。写真も構図とか考えずにパシャパシャ撮って、休憩も1回ほど。

 

ただ、ここはまだ全体の1/10くらいです。縄文杉往復トレッキングは、約10時間はかかると言われているのです。

やったるでーーー!(←まだ元気)

どんどん先に進みましょう!

もやは、どこが根でどこが幹か分かりません。。。

 

ちょっと感動したが下の写真↓。

ピンボケしている切り株ではなく、その下の小さな木。

これ、杉の赤ちゃんです!

これから何千年という年月をかけて、樹齢数千年の屋久杉になって、未来の観光客を楽しませてくれる存在になっていくのだと考えると、この命は大切にしなくてはいけない、未来に繋げなくてはいけないなと思いますね。

 

この根もすごい迫力ですが、自然の摂理をなんだか邪魔してしまっているみたいで「お邪魔します…」といった感じに通ります。人が触れやすいところには、やはり苔は生えていません。

辺りはすっかり明るくなり、森の色も変わってました。

 

写真ではあまり伝わりませんが、この巨木の右下をかがむことなく通れるくらいのスケールです!

 

「武家杉・公家杉」。独特な名前も、屋久杉を楽しむ要素の一つですね!

公募によって名前が決定した杉です。

 

このように、いたるところから湧き水が流れています。この水が集まって川ができるのですね。

 

 

「かみなりおんじ」という杉。

この名前も公募で決めたそうです!それにしても、独創的な名前…。

 

屋久杉に注目していると、上ばかりを見て足元に気をつかわなくなります。

そう思って下をのぞくと、いました!ニホンアカガエルかな。

 

やっと次のポイントへ!

7:15 これも楽しみにしていた場所「太鼓岩」に到着!

ここを登ったら眼下にはこのような景色がぁぁあ!!

 

 

足がすくむ景色とはこのことですね。汗

この岩落ちないかなと何度思ったことか…。

 

この岩のどこかを掌で叩くと、太鼓のような音がしますよーー!探してみてねー!

ここで、どうしても撮りたい写真があります。それには人の力を借りなくては!

勇気を振り絞って声をかけます。

 

「あの、写真をこんな構図で撮ってもらえませんかね?」

「全然いいですよ!」

 

本当にみなさんいい人ばかりです。その人は大学生で、友達と来たがその友達は思ったよりも大変で先に下山したとか…。

優しい大学生に、一段下がったところにある岩場にわざわざ移動してもらい、念願の写真を撮ってもらいました!!

 

 

100点!

いや…

103点!!

 

100点は構図と景色に!

3点は僕の勇気に!

なかなかの怖さですよ、ここ笑

 

とある大学生さん、ありがとうーー!(名前聞けばよかった…)

 

ここで、こまめな水分補給こと「こま水」&休憩タイム。

べらぼうに素敵な景色をおかずに水を飲みます。もう、この水の名前は「べら水」です!!

 

人の優しさに元気をもらい、すんばらしい景色とべら水で体力が回復!!

 

さて、先は長い。ぼちぼち行ってみますか!

ちょいと屋久島まで ⑤白谷雲水峡〜苔むす森前のページ

ちょいと屋久島まで ⑦辻の岩屋〜トロッコ道次のページ

関連記事

  1. 屋久島

    ちょいと屋久島まで ④縄文杉前夜

    とても貴重な秘湯を体験した後、その火照った体が欲し…

  2. 屋久島

    屋久島の出会い

    屋久島3日目の夕方。ずっと見ていたくなる愛…

  3. 屋久島

    屋久島を知る1日 —前編—

    屋久島旅3日目は、屋久島の魅力を体験するだけでなく…

  4. 屋久島

    ちょいと屋久島まで ①出発〜到着

    さぁ、旅立ちの朝です。こういう時の景色というのはおかしなも…

  5. 屋久島

    屋久島を知る1日 —後編—

    屋久島旅3日目は、屋久島の魅力を体験するだけでなく…

  6. 屋久島

    ちょいと屋久島まで ⑤白谷雲水峡〜苔むす森

    屋久島2日目!ついに、念願の縄文杉への道のりがスタートです!&…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


  1. 屋久島

    ちょいと屋久島まで ⑦辻の岩屋〜トロッコ道
  2. セミナー

    「転起承結」-ライティング学day1の感想-
  3. 海外の保育

    Mill Bay Nature School カナダの教育をちょこっと拝見
  4. エコビレッジ

    スコットランド フィンドホーンで暮らした1週間
  5. 海外の保育

    スリランカの保育園で先生になった話
PAGE TOP