屋久島3日目の夕方。
ずっと見ていたくなる愛子橋からの景色を後にして、大好きな銭湯を目指します。
今回は、この楠川温泉。ガイドブックにも載っていた場所です。
源泉温度は低くいようで沸し湯であるものの、衝撃を受けたのはシャワーや蛇口から出るお湯からも温泉の香りが…。
そうです。
蛇口から温泉ですよ!!
蛇口からみかんジュースではなく、蛇口から温泉ですよ!!
そのため、湯の勢いはそんなにないものの、なんて贅沢な!!
屋久島、…企画外です!!!
テラスには、こんな空間も!
心も体も綺麗になった僕。
New僕になった感覚に浮かれて、駐車場でバイクでこけました…笑
砂利と急な坂道と無理な運転でこけました。
幸いにも、怪我なし。
ほんと、ついてます。
バイクの人、ここ気をつけてねぇ!!
今晩は、旅中に仲良くなった友達と一緒にご飯!
一人旅ならではですね〜。
同じ宿「ふれんど」に宿泊中のえりちゃんと、たくや君。二人とも一人旅で屋久島にやってきた仲間です。
待ち合わせをして近所の居酒屋に。
注文したのは、きびなごの刺身、鹿のスペアリブ、トビウオの唐揚げ、そしてさつま揚げ!どれも美味しかったですが、鹿のスペアリブが衝撃でした。柔らかくて味の濃いお肉でした!鹿肉、初めて食べました!
ヤクシカを見て、鹿肉を食べる…。なんとも言えませんが、これが生きるということですね。屋久島では、鹿による農作物被害も多いということで、生態系に支障を与えないくらいに鹿を処分していると、屋久島環境文化村センターで学びました。その鹿のお肉なのでしょうね。
えりちゃんとたくや君とは、屋久島での体験以外にも、今までのこととかこれからのこととか、いろんな話ができました。そして、たくや君は趣味で写真を撮っているということ。今回の屋久島旅の写真も見せてもらって、その写真の美しさに感動しました!
後日、LINEで写真を送ってもらったので、ここに載せさせて頂きます!
Takuya Oohira presents
これ、すごいですよね!?
全部ポストカードにしたい!!
でも、3人で満場一致したのは、屋久島の魅力は写真では伝わりきらないねといいうこと。
360度のパノラマで感じる屋久島は、限りある写真の枠には収まりません!
素敵な出会いに感謝しながら、宿に戻ります。
僕が泊まっている『ふれんど』のオーナー「お母さん」から、初日に「毎晩みんなで集まってるから良かったらおいで〜」と言われていたので、3人で伺ってみることに!
宿は3階建てで、1、2階が宿で3階がオーナーさんの住居。毎晩宿泊客にリビングを開放して一緒にお話ししているようです。なんて懐の深いお人柄だ…。この宿に、リピーターが多い理由がわかりました。
そして、この写真の量!
『ふれんど』が10周年記念の時、これまで泊まった人たちが作ってくれたDVDを見せてくれました。本当に多くの人から愛されている民宿『ふれんど』です!!
その中でも、オーナーの「お母さん」がある屋久島リピーターさんの話をしてくれました。
「初めて屋久島に来た時は“下見”にすぎなかった。本当の屋久島は2回目から。」
その方はもう数え切れないほど、この屋久島を訪れているそうです。
山もあって、川もあって、海もあって、里も渓谷もロマンもある屋久島。
九州最高峰の山々の存在、この地形が織りなす多種多様な気候によって、九州から北海道の気候を体験できます。島の90%を占める神秘的な森や多くの植物種。
これら全てを体験しようとしたら人生何回必要ですかね。じゃあ、住んじゃおっと!と決断する人の気持ちがちょっとわかります。
今回は、マリンスポーツや川遊びなどはしませんでしたが、それ以外にも魅力がたくさんあるよ〜と、「お母さん」はフルーツの差し入れとともに教えてくれました!
えりちゃんとたくや君とも再会を約束してお別れし、この日は、こんな屋久島の底知れぬ魅力に心を躍らせながら、床についたのでした。