屋久島旅3日目は、屋久島の魅力を体験するだけでなく、屋久島を学ぶ1日にしようと思いました。
まず、向かったのは宿「ふれんど」の近くにある『屋久島環境文化村センター』です。
ここでは、屋久島の自然や文化についての総合的な学びができます。大型の映像ホールでは、屋久島の自然の魅力をダイナミックに表現していたり、展示の仕方も標高順(海→里→森→山頂)になっているなど、様々な工夫で楽しみながら屋久島の一面を知ることができました。
主にこの花崗岩が特徴になって、屋久島の山岳を形成しています!
森の妖精「まるりん」です。
ウミガメもいました。
泣いています。(芸が細かい!)
屋久島では、樹齢1000年を超えないと「屋久杉」とは呼ばれません。
樹齢10年だとしたら、まだ新生児くらいでしょうか。
トロッコに木材を乗せて、その上にまたがって運んでいた職人さん。
このトロッコ道もトレッキングしたのでなんとなくイメージがつきました。
屋久島の「やく」には、様々な意味と漢字が!
ガジュツやウコンなどの薬草を多く産出し、薬島(くすりの島)とも呼ばれているそうです。
答えは…
シカがいつもモグモグしている理由がわかりました!
屋久島と住人のつながりの深さを感じた「岳参り」。
こんな新たな屋久島を知ることができた場所「屋久島環境文化村センター」でした!
次に向かったのは、『屋久島メッセンジャー直営店』と『ル・ガジュマル』。ちょっとお土産をと思って立ち寄ってみました。Tシャツも欲しかったので。
屋久島メッセンジャー直営店は、おしゃれなアウトドアファッションが並んでいたり、ル・カジュマルには、センス溢れる屋久島お土産セレクトが並んでいました。
どちらも同じ敷地内にあるので便利です。
お腹が空いてきたので、ル・ガジュマルの方に近くの美味しい店を聞くと『Dining Cafe Bar SLOW』さんが、ボリュームもあってオススメだとか。
さっそく向かってみると、いい感じの雰囲気!
車も多く停まっていて人気であることが伺えます。僕がこの写真を撮っている時も、一組の夫婦が入って行きました。よし、僕も腹ごしらえだぁっと思ってドアを開けると、感じの良い店員さんが申し訳なさそうな表情で、
「すみません、満席になってしまいました…」
…無念。
しかし、こういう時こそチャンスだと思え、僕!!
お世話になっている食べログさんを頼りに、海沿いの『和茶灯(わさび)』という場所に向かいました。ここを選んだのは、写真に載っていたさつま揚げがめっちゃ美味しそうだったから!
このトビウオのさつま揚げ…
べらぼうに うまかったです!!!
さすが「地物定食」!
これまで食べたさつま揚げの中で一番美味しかったです。トビウオの味が凝縮している感じ。噛めば噛むほどの飛び上がる美味しさです!
さぁ声を合わせて…せーのっ!
トビウオだけにね!!!
(声揃った?)
食後にコーヒーも飲んで、あぁ幸せ〜。
やっぱり、幸せを感じるにはまずお腹が満たされているという条件が必須のようです。
至福の時を得て満たされた僕が次に向かったのが、知る人ぞ知る名店、Tシャツ専門店の『Garamosta』。
ここで、気に入ったTシャツに遭遇!
三角の山の形に、屋久島の魅力である海と川と森を表現しているのかなという大自然を彷彿させるグラデーションに魅了され即決!
これを作った店主に「この柄ってどんな意味ですか?」と聞いてみると信じられない返答が!
「あぁ、なんとなくできましたね」
……。
わかったかぁ俺ー!!!
アートに理由なんてないんだよぉおお!!!
店主は続けます。
「買ってくれた人は、屋久島の生態系とか言ってくれますね」
これで、はっきりしました。
物の価値や意味づけは相手がすることで、作り手がすることではない。
作り手が作った物は、相手に渡った瞬間から相手の物になる。
この単純で真理のような考えを教えてくれた店主にお礼を言って、その場を後にしました。それにしても、店の感じといい、お土産のセレクトといい、全てひっくるめて…
「いい感じ」の店でした!!(←これ以外の表現方法求ム)
次に訪れたのは、あの縄文杉を保護するために作られたデッキを建築した環境省が管轄の『屋久島世界遺産センター』。ここでは、なぜ屋久島が世界遺産になったのかを始め、屋久島国立公園の魅力を紹介しています。
ここである資料をもらい、中をのぞいてみると…
!!!
この右下の三角…生態系だしょ!!(←テンション上がりすぎて噛みました)
まさか、こんなにも早くTシャツのデザインと出会えるとは…。
運命を感じちゃいますねぇ〜。(…なんの運命?)
あと、木の年輪から、普段目にする「杉」と「屋久杉」との違いを知ることができました。
屋久杉は、栄養の少ない花崗岩の上に生えるため、成長が遅くて年輪が細かい。また、降雨が多く湿度も高いため樹脂分が多くて腐りにくくて丈夫という性質を持っている。
要は、すっげぇ杉ってことですかな!笑
そして、ほぼ隣にある『屋久杉自然館』にも行きました。
縄文杉に行き人のほとんどは、ここからのバスを利用するという起点になる場所でもあります。
個人的にこの自然館にとても感動したのは、あの縄文杉に触れることができたからです。
縄文杉に触れることができたってどういうこと?
ここに縄文杉ないでしょ?
何言っちゃってるの?
と思った人。
答えは次の記事で!!