サイトアイコン 未来の園長、旅に出る。

ちょいと屋久島まで ⑦辻の岩屋〜トロッコ道

名残惜しい太鼓岩に別れを言って再スタート!

辻峠を越えてトロッコ道合流を目指します。

 

一歩一歩進めていくと、目の前に出てきたのは「辻の岩屋」です。

あの映画の名セリフ「黙れ小僧!」のシーンを彷彿させる景色。

岩の下には、本当に野生動物がいそうな雰囲気の空間があって、恐る恐る覗くと…

なんと、そこにわぁあ!?

 

何もいませんでした!!!

 

そううまくいかないことも、受け入れましょう笑

 

次に見えたのは、丸岩に寄生した木々。

屋久島は、島のほとんどが「花崗岩(かこうがん)」です。

長い年月をかけて、その岩々に種子が付着して成長。じっくりゆったり土のない場所で成長した木々は、まるで地球の生命体そのものを感じさせるほどの力強さを放っています。

そのような多くの非日常な光景が、長時間のトレッキングの「疲れ」を「楽しみ」「不思議」「神秘」へと変えてくれるのです。

そう思っていると、こんな苔の塊を見ても、ゴリラが反省ポーズをとっている姿にも見えてきたりもします。笑

(えっ…見えない?屋久島に行けば見えるよ!)

 

そんな厳かにも似た空気を感じていた時、背後に違和感が…。

 

ガサガサ…

ガザゴゾ…

 

(シーーーン…)

感じたこともない恐怖感と感情。目を凝らして森の中を覗いてみると…

 

数頭のヤクシカの姿が!!!

一頭のヤクシカは、僕のことをじっと眺めていました。自然に、僕も固まってそのヤクシカと目を合わせます。時間にして数十秒。

 

あのヤクシカは何を言っていたのでしょう。

その答えは森の中。

森にいざなわれたその行為が、その答えでしょうか。

 

 

貴重な体験ができました!

 

そして、ついにトロッコ道に合〜流〜!!

ここが「楠川分かれ」です。

写真右の石段から降りてきました。

ここからはしばらくトロッコ道。トレッキングする人の数もめっっち増えて嬉しい!

多くのガイドさんが、各ポイントの話をしていたり、ここからの道のりや時間、うんちくなどを語っていました。僕は僕のペースで…と思っていましたが、皆さん思ったよりもゆっくり進んでいます。なので、ほとんど僕が追い抜く感じ。

 

杉からこぼれ落ちる光…

苔から滴り落ちる雫…

厳かに流れ落ちる川の水…

なんか僕…屋久島満喫してるなぁって感じ!

 

そこに現れてきたのは「三代杉」。

もはや、これが出来るまでの時間と経過すら想像することができないくらいの継承過程です。

 

そして、トロッコ道が終ってここから再び険しい、the山道!

トイレ休憩とコマ水を済まして、GOで〜〜す!!(郷ひろみ風に)

モバイルバージョンを終了